公式記録・観戦記

1999 Jリーグ ディビジョン2 第33節

1999/10/31 13:00キックオフ 佐伯市営陸上競技場
[入場者数]2,365人 [天候]曇、無風、21.0℃/65% [ピッチ]良芝、乾燥 [試合時間]100分

大分トリニータ 1(0−0)
(0−0)
(1v−0)
0 ベガルタ仙台
100分:崔得点

小山 健二GK石川 研

村田 一弘
平岡 靖成
若松 大樹
吉村 寿洋
DF斎藤 克幸
山路 嘉人
渡辺 佳孝
御厨 景

山根 厳
(反スポーツ)崔 大植
(異議)ウィル
エドウィン
MFニクソン
エンリケ
中村 学
越後 和男

塩川 岳人
神野 卓哉
FW平 聡
阿部 良則

吉坂 圭介(GK)
山崎 哲也(DF)
川崎 元気(MF)
金本 圭太(MF)
竹村 栄哉(FW)
SUB高橋 範夫(GK)
佐山 敏(DF)
中島 浩司(MF)
千葉 泰伸(MF)
瀬川 誠(FW)

エドウィン→竹村[82分]
神野→川崎[98分]
交代[45分]中村→中島
[65分]平→瀬川
[78分]越後→千葉(泰)




観戦記

はぁーるばる来たぜ,佐伯ぃぃぃー(古い(^^;;;; ,しかし本当に遠かった)
天気は曇天,風も微風と絶好のサッカー日和(レプリカだけでも寒くない)

ピッチ内練習を始める前になんと我々ベガルタサポータに対して選手一同礼!!
(もちろん即ベガルタコールで激励)
アウェイで選手の方からこんな事されたのは初めての経験だったが,ミクは「よくここまで来てるよなー,こいつら」という表情(来ているおれ自身もそう思うけど)

はるばる佐伯まで来たベガサポは,私も含めて20人位(始めの頃は10名程度で次第に家族づれ等が増殖),しかし声を出しているのは常連の5人くらいなので自分が声ださないといけないと思いいつもより大声になってしまう(はじめからこんなに飛ばして最後まで声が大丈夫かと心配になった)

さて今節の相手は東京が連敗したため,まだJ1昇格の可能性のある大分当然の事ながら90分で勝って勝ち点3をゲットすべく攻撃してくるだろことは間違いないだろう。(でもそうはいかせないよ!)

さて今日は待ちに待ったFW阿部ちゃんがスタメンで出場だぁ,ということは今日は阿部ちゃんのゴールでいただきかなと期待していた

しかし,なかなかFWの阿部ちゃんまでパスがつながらず前半のベガルタのシュートは27分ころの阿部ちゃんのヘディングのみというお粗末さ
前半終了前の41分頃にはパウロが放ったシュート(にはならなかったが)2本はいずれも相手DFに直接当たり跳ね返るなど攻撃に関しては全く良いところ無し
守備陣は大分の怒涛の攻撃(右から,左からと)からセンタリングを上げられるが懸命のクリアと大分のセンタリングの精度不足や決定力不足にも助けられて0−0のまま前半終了

後半開始から15中村学が10中島浩司に交代するも相変わらず7:3で大分ペースでなかなか攻撃のリズムがつかめない。
ここ最近安定してきたDF陣は(前節の不本意なレッドカードにより2試合出場停止になってしまったDFの要ドゥバイッチを欠いていても)今日も大分の攻撃の要所要所をきっちりと断ち切り得点を許さない。

さて,攻撃陣はというと後半20分頃に11平から16瀬川に,さらに30分過ぎには8越後から14千葉泰に交代するとようやく攻撃の形ができてくるがなかなか決定的なチャンスがつくれない。
シュートというと32分頃の阿部ちゃんのヘディングシュートはクロスバーの上へ
そして後半終了直前44分のパウロのシュートは威力はあったものの相手GK正面ではじかれ結局後半もお互い得点できず0−0で延長戦に突入

今日中に仙台に帰るためには15:29佐伯発の普通列車に乗らなければならない
私は15:00にタクシーを競技場まで呼んでいるのになんてこった。

延長にはいり一進一退の攻防が続いていたが,延長前半10分パウロがゴールエリア左前で痛恨のファール,このFKをチェに直接決められジエンド

なんとやさしいベガルタ!帰り支度をしながらギリギリまで応援していた私にもちゃんと最後まで見させてくれるなんて(TT)
(FKを決められた瞬間わたしは思わずひっくり返ってしまったのでした)

この後,私は待たせていたタクシーに飛び乗り仙台への帰途についたのでした。

総評(私的):
今節もDF陣がふんばり3位大分の攻撃を99分間0点に押さえたことは大いに評価できると思うが,いかんせんボールがなかなか繋がらないためFWが全然目立たない,これではいくらDF陣が頑張っても勝てない。
いつも思うことであるが決定力不足をどうにかして克服して欲しいものだ。
[ボランティア記者:酒井]