公式記録・観戦記

1999 Jリーグ ディビジョン2 第6節

1999/4/18 13:00キックオフ 鳥栖スタジアム
[入場者数]1,838人 [天候]曇のち雨、中風、15.0℃/73% [ピッチ]全面良芝、水含み [試合時間]90分

サガン鳥栖 0(0−0)
(0−1)
1 ベガルタ仙台
得点50分:阿部

(ラフ)高嵜 理貴GK石川 研

佐藤 陽彦
(反スポーツ)朴 永浩
川前 力也
森保 洋
DF山路 嘉人
ドゥバイッチ
花山 英二

井原 康秀
北内 耕成
中村 伸
古賀 正人
MF千葉 直樹(反スポーツ)
中島 浩司
斎藤 克幸(反スポーツ)
御厨 景
越後 和男

片渕 浩一郎
(反スポーツ)竹元 義貴
FW高田 純
阿部 良則

前田 義貴(GK)
関本 恒一(MF)
(ラフ)佐藤 大実(MF)
高木 健旨(MF)
福留 亮(FW)
SUB高橋 範夫(GK)
佐藤 浩章(DF)
伊藤 壇(MF)
平 聡(FW)
瀬川 誠(FW)

北内→佐藤(大)[63分]
竹元→福留[72分]
交代




天気は小雨、九州では寒いくらいの天候。
試合開始20分くらいは両チームとも身体が暖まっていないのかゴールを脅かすといった感じはなく一進一退の中盤での攻防が展開される。
25分くらいからようやくゴール前まで運ぶようになる。
中盤を細かく繋いでサイド攻撃や中央へ抜け出す攻撃に展開しようとするがサガンの早いチェックに誘われパスミスも多々あった。

それに対し、サガン鳥栖は両サイドのスペースを使ってサイド攻撃を主体にベガルタゴールをねらう。
DF陣の早めのチェックで事なきを得る。

前半のボールの支配率は5分5分といったところだが、展開のうまさはサガン鳥栖の方がやや上だった。

後半開始、何かアドバイスがあったのか、心なしかパス回しが早くなったようだった。
開始5分くらい中盤の混戦から高田が抜けだす。
GKと1対1。サガンGKがたまらず高田を倒し、PK奪取。
キッカーは阿部。一旦はGKに弾かれるが、こぼれ玉に阿部自身が素早く反応してゴールゲット!!
リードしてから、ますますベガルタイレブンはパス回しが早くなり、動きも良くなる。
相手プレッシャーの多い中盤を省略するようなロングボールが有効となり、サイドの御廚や、中央の高田、阿部へと繋がるようになる。
決定的チャンスも2、3回あった。
サガンも終了近くになって反撃に移るがなんとか、凌いで1対0でベガルタの勝利!!
後半の支配率も5分5分だった。

寒い雨の試合という悪条件でも最後まで勝つ意識が消えてなかった。
勝ちゲームだから言えるのかもしれないが、明らかに去年よりも技術的にも精神的にも成長が感じられた。
まだまだ若いチーム、さらなる成長を期待しつつ、スタジアムを後にするのだった。

[ボランティア記者:高林]